宮古島エリア屈指、いや日本屈指の絶景スポット、「17エンド」。
色々なブルーで光る下地島の海。その中に走る進入灯桟橋。
この景色を見ることができるのは日本でここだけ!
これから行ってみたい人のために情報をまとめてみました。
みやこ下地島空港
17エンドは、”Runway 17 END”のこと。
17は、滑走路進入方位170度を指します。ほとんど南向き。
つまり17エンドは「170度の方位に進入する滑走路の端っこ」ってことですね。
ちなみに滑走路の逆側には、35エンドがあります。ほとんど北向き。
下地島空港は過去に旅客便の運行もありましたが、無くなってからは主にJALやANAなどのパイロット訓練用に使用されてきました。
しかしそれも2014年にはなくなり、細々とした訓練飛行のみの利用に。
空港設備の活用が議論されてきましたが、2019年3月に空港ターミナルを再整備しオープンとなりました。
定期旅客便も成田・関西・香港と就航し、キャセイパシフィックグループの訓練飛行用の空港にも選ばれました。
宮古島の観光客数も右肩上がりですし、今後は下地ブルーと旅客地の離着陸を同時に見ることも頻繁にできるかもしれません。
そして元々訓練飛行用の空港だったからでしょう、滑走路長は3000mあります。宮古空港や新石垣空港は2000mです。日本では主要空港以外で3000mあるところはほとんどありません。
滑走路が長いと大型機の離着陸が可能なので、迫力あるシーンが期待できます。
現在のところ、定期就航便は小型ジェット機のみですが、キャセイグループの訓練飛行ではボーイング777やエアバス330なども見れるようです。
車で行ける?
では、実際にどうやって行くのか?
下地島空港には外周道路があります。
この道路を回って行くと17エンドにたどり着けるのですが、2019年の3月に2か所で車両通行止めになりました。
すぐ近くまで車で行くことはできなくなりましたが、歩いて行くことができます。
外周道路が車両通行止めになっているのはこの2か所ですが、東側の通行止めから歩くのはやめましょう。
空いているかもしれませんが、17エンドまでは遠いです。敢えて滑走路脇の散歩を楽しみたい人には良いと思います。
多くの人は西側の通行止めから歩きます。
西側の通行止めの場所、ちょうど道が狭くなる所でバリカーでふさがれた状態です。
その手前で皆さん縦列駐車をしています。タクシーなんかもいました。
譲り合えば駐車場所は確保できると思いますが、ここは公共の道路です。
いつまた車両通行止めの範囲が広がるかわかりませんので、くれぐれもマナー良くお邪魔させてもらいましょう。
下地島空港ではレンタル自転車もあります。
下地島空港に立ち寄り、島の風を感じながら17エンドまでサイクリング!ってのもいいかも。
下地ブルーと17エンド
車を停めて歩き出すとすぐにこんな海が目に飛び込んできます。
この場所から17エンドにかけては絶景の垂れ流しです。
「17エンド」に到着しました。
通行止めの場所からはゆっくり歩いて10分あればたどり着けるかな?
この景色を見れば疲れも吹き飛ぶこと間違いなし!(大した距離じゃないですが)
ここまできたら渾身のポーズで撮影するのが正しい作法です。思う存分、写真を撮りまくりましょう。
飛行機の着陸シーンも見れますよ。
まとめ
17エンドの海は本当に綺麗です。
宮古島に旅行に来たら一度は来るべきだと本気で思います。
ちなみに夕日も綺麗なんでおすすめ。