海外で万一のことがあった場合、医療費はとんでもない金額になると言います。
入院・手術をした場合など、数千万円レベルの出費があった例が紹介されていたりして、不安になりますよね。
でも、そんな事が滅多にあるわけじゃないし、入っていなくても大丈夫だろ!と思ってしまいがち。
本当にそうなんでしょうか。私の海外旅行保険に対する考え方です。
海外旅行保険は旅行を楽しむために必要
私は、海外旅行保険は安心を買うものだと思っています。
せっかく海外に行ったら思う存分楽しみたいですよね。
でもケガや病気にかかることはあるし、海外では国内にいる時よりもその可能性は高いでしょう。
全く違う環境にいるので当たり前です。
しかも、海外で医療費などはとても高額になると言いますが、これは本当です。
日本で言う健康保険などに加入してない状態なので高額になるのは当然、救急車なんかも有料の国が多くあります。
海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを持っていても、補償内容が十分でなかったり、保険が適用されない場合もあります。
自分が持っているクレジットカードの旅行保険の内容をしっかりと理解し、足りない部分の補償があれば海外旅行保険に別途加入することも必要です。
海外旅行保険に加入していて良かった話
一度だけ、海外旅行保険のお世話になったことがあります。
ロサンゼルスからホノルルに行ったことがありました。
この時は結構タイトな日程を組んでいたので疲れて体が弱っていたのかもしれません。
これまではあまり旅先で体調を崩すことはなかったのですが、今思うとホノルルまでの機内ですでに異変を感じていました。
ホノルルに到着、本当なら快適な日差しを浴びて最高~!ってなるところ、やはりおかしい。なぜか寒気が止まらないのです。
鈍感な私もさすがにこれはヤバイなと、体温計を購入しホテルにチェックイン。
体温計の表示は38.5℃・・・終わったと思いました。
この時点で、気分良くワイキキを散策するという目的は達成不能になったのでした。
それからも数時間様子を見ましたが、体調は全く良くならないばかりか、体温は上昇。
海外で病院に行ったことは無かったのでネットで調べて見ましたがよくわからず。
その時は海外旅行保険が付帯のクレジットカード数枚を持っていましたが、別途出国前に海外旅行保険にも加入していたことを思い出しました。
保険の案内にあった連絡先に電話をかけることに。
担当の方には状況を説明し、どこの病院に行けばいいのかわからず困っているとお伝えすると、最寄りの保険が適用となる病院を教えていただきました。
このとき始めて知りましたが、シェラトン・ワイキキにクリニックがあったんですね。
よろけながら通院すると、かなり待ち時間はあったものの何とか診療してもらうことができました。
クリニックには日本語が話せる方もいるので、症状も伝えやすいです。
その後も保険会社で手続きは滞りなく進めていただき、「キャッシュレス診療」に対応していたため、クリニックとの保険についてのやりとりもこちらでは特にありませんでした。
後日、私が所持している海外旅行保険が付帯したクレジットカードの情報については聞かれましたが、それ以外特に手続きは必要なくとても楽でした。
結果的に、ハワイでは寝込んでいる時間が長かったですが、海外旅行保険に入っておいて本当に良かったと思いました。
海外での病院は勝手がわからず、体も弱って心細くなっているときに、日本語で担当の方から案内をしていただける安心感はすごいです。
保険はもしものときの備え もしもはいつか来る
私は保険絶対加入主義!というわけではないですが、海外旅行の際には何らかの保険に加入しておくことを強くおすすめします。
保険の補償ももちろん大切ですが、連絡ができる窓口があるというのも重要です。
実際に海外で体調を崩してわかりましたが、通院の勝手がわからず途方に暮れる不安感はかなりのものです。
そんな時に相談ができる窓口があるのは本当にありがたく感じました。
手持ちのクレジットカードに付帯している海外旅行保険に加え、足りない部分は別途海外旅行保険に加入するという方法が効率よく、私のおすすめです。
クレジットカードの海外旅行保険については事前に十分に把握しておき、場合によっては見直しをしましょう。