こんにちは。IEMONGです。
皆さまはHFM(HF Markets)についてご存知でしょうか?
元々は「Hot Forex」という名称でしたが、現在は「HFM」として営業をしている企業です。
新興の会社というわけではなく、HF Markets Groupによって2010年から運営されており、欧州・アジアを中心に人気の証券会社です。
私自身、何年も前から使用していたのですが、最近はexnessでミラグロマンを使用した自動売買ばかりだったので最新の情報からは遠ざかってしまっていました。
そこで、今回はミラグロマンを使用するという観点から改めてHFMについてまとめてみました。
(※注意してまとめていますが、必ずしも正確でない場合があります。ご自身でも公式サイトなどでご確認いただけると安心です。)
HFMってどんな会社?
HFMは業界では2010年からと比較的古くから営業している企業で、設立から9年ほどで150万口座を突破しました。(2023年現在では250万口座を突破)
以前から、キプロス、セント・ビンセント、南アフリカ、モーリシャス、セーシェルに拠点がありましたが、2019年にはイギリスとアラブ首長国連邦・ドバイで、さらには2021年にケニアでのライセンスも取得しています。
日本語サービスは、HF Markets (SV) Ltd(セント・ビンセント許認可)のもとで提供されています。
また、顧客資産は完全分別管理されているため HF Markets Group のバランスシート上には当然計上されることは無く、万一債務不履行に陥った場合でも債権者への返済に充てられることはないとされており、さらに500万ユーロを上限とする民事賠償保険制度にも加入し、顧客資産の保護にあたっています。
HFMの勢いを知るうえでわかりやすいのが各種スポーツへのスポンサー提供実績です。
2013年以降は積極的にスポンサー提供を行っており、F1などのモータースポーツ、サッカー元ドイツ代表でもあったMichael Ballack氏、ラグビー元南アフリカ代表のTendai Mtawarira氏、フランスのパリ・サンジェルマンF.C.などへの支援を行っています。
また、ユニセフや赤十字への寄付、コロナパンデミックへの支援を行うなど、社会貢献事業も積極的に行っている企業でもあります。
HFMのオフィスに行ってきた
実は、少し前の話となりますが、HFMのオフィス(旧HotForexの時代)まで行ってきたことがあります。
会社の実態があるかないかわからないような怪しげな会社を使うのは避けたいところですよね。
HFMは実際にオフィスを構えて運営していることを自分で確認しているので、その点、信頼に足る企業だと思っています。
企業訪問の記事はこちら。
HFMでトレードをする主なメリット
HFMを使用する一般的なメリットとして、主なものをいくつか挙げておきます。
- 最大2,000倍レバレッジ
- 日本語サポート
- bitwalletでの入出金に対応
- 主要な為替通貨ペアとゴールドでスワップフリー
- 取引可能銘柄が豊富
- 20%入金ボーナスあり(最大67万円分まで)※Topup Bonus口座限定
- 顧客資産の分別管理&民事賠償保険加入
- コピートレードが使える
他にも、万が一のときのゼロカット(入金額以上の損失は生じない)の仕組みは当然備えており、通常に使用する証券会社として十分なスペックを誇っています。
大きな特色と思うのは、通常の為替通貨ペアなどに加え、債券やETF、暗号通貨、株式など、非常に多くの銘柄を取引することができるということです。
通常に使用する場合において、他社と比較してのデメリットは特に感じないのではないかと思います。
コピートレードとは、簡単に言うと「上手いトレードをする人」をフォローして、その人のトレードをコピーするというものですが、また別の記事でご紹介します。
exnessとの取引スペックの比較
ここからは、HFMの取引スペックについて見ていきます。
主にミラグロマン運用の視点から見ていきますので、為替通貨ペアなどを省略(とはいえ、ほとんどXAUUSDと同じ)していますのでご了承ください・・・。
ミラグロマンはMT5を使った自動売買のEAで、これまで「株価指数」と「ゴールド」でトレードを行ってきました。
これからも同様に株価指数とゴールドの運用を検討しているわけですが、どうしても一定の含み損を抱えてしまうため、それなりの証拠金が必要となってしまいます。
また、数時間でトレードを終えるようなEAではないため、マイナスのスワップ(利息みたいなもの)がかからないということも必須条件だと考えています。(コツコツ利益を積み重ねるEAなので、マイナススワップもたまってくると無視できない。)
- MT5が使えること
- マイナススワップがかからないこと
- 株価指数またはゴールドで取引ができること
下の表は、ミラグロマン運用の観点からexnessとHFMを比較したもので、主な口座のみを抜粋しています。
また、HFMの特色である債権やETF、株式はついでに含めておきました。
口座種類については、exnessでは通常の「スタンダード口座」と「スタンダードセント口座」があります。
HFMは「CENT口座」、「PREMIUM口座」、「TopUp Bonus口座」があります。
標準的な口座としてexness「スタンダード口座」とHFM「PREMIUM口座」が対応、通常の100分の1単位でトレードできる口座としてexness「スタンダードセント口座」とHFM[CENT口座」が対応しています。
なお、HFMの「TopUp Bonus口座」は、基本的なスペックは「Premium口座」と同じですが、入金ボーナスが適用されるのはこの口座タイプのみで、一部銘柄のスワップフリーが適用外となります。
ミラグロマン運用の比較の観点からは、背景水色の部分をご覧ください。
exnessでは「スタンダード口座」と「スタンダードセント口座」がありますが、MT5が使えない「スタンダードセント口座」をまず除外。
HFMはどの口座タイプでもMT5が使用できます。
ゴールドの運用を検討
ゴールド(XAUUSD)のトレードについて見ていくと、exness・HFMともどの口座タイプでもトレードすることができます。
ただ、これまでexnessでゴールドのトレードをしてきましたが、ゴールドは一般的に値動きが激しくリスクが高い銘柄だと認識されており、実際に私自身2023年12月には損失を出してしまいました。
そこでリスクを低減するためには、低リスクな運用設定に変更するとともに、入金額に対して余裕を持ったロットでトレードをしなければなりません。
これまでexnessのスタンダード口座では150万円に対し0.01ロットの運用をしてきましたが、これ以上の余裕を持たせて、例えば300万円に対して0.01ロットにするなどの運用は金額的に現実的ではなく、複利効果を持たせるにも時間がかかってしまいます。
このように考えていくと、HFMの「CENT口座」であれば通常口座の100分の1単位でトレードすることができるので、これまでよりも少額の入金でトレードすることができます。
exnessと比較して気になる点としては、最大保有可能ポジション数が500ということがありますが、そこまで多くのポジションを抱えるということはよっぽどのことが無いとあり得ないでしょうし、今後は余裕を持った設定で運用していくつもりなので大きな問題にはならないでしょう。
というわけで、今後のゴールドはHFMの「CENT口座」で運用していくことにします。
HFMのセント口座でゴールドの運用をするつもりでしたが、一旦見送ることにしました。
というのも、ゴールドは「スワップフリー」の対象ではあるものの、どうやら一定期間ポジションを保有すると「キャリー手数料」が適用されるようです。
従って、想定ほどの利益が見込めないため実際に利益を求めるのはイマイチ、ゴールドの少額でお試し運用をするという目的には良いかもしれません。
HFMは、イスラム教徒のお客様を対象とした特別なスワップフリー取引口座をご用意しています。しかしながら、一部の商品については、ポジションを連続して一定期間保有されるとキャリー手数料が適用される場合があります。
HFM スワップフリー取引
特定の取引口座ならびに商品を対象に、イスラム教徒でないお客様にも、スワップフリー取引条件をご利用いただけます。
- マイナススワップがかからない※一定期間保有でキャリー手数料適用の場合あり
- MT5が使える
- CET口座なら少額から運用可能で、効果的な複利運用が見込める
株価指数の運用を検討
続いてミラグロマンのメイン運用となる株価指数を見ていきます。
これまでミラグロマンでは、exnessのスタンダード口座でナスダック100指数のトレードを行ってきました。
HFMで同様に株価指数のトレードをできるのかを考えてみると、まずスワップフリーが適用されないということがわかります。
他にも、exnessと比べると最大保有可能ポジション数が500までであることやポジションの保有期限があるなど、ミラグロマンで株価指数のトレードをする場合にはあまり向いていないという印象です。
というわけで、今後も株価指数はexnessの「スタンダード口座」で運用していくことにします。
- マイナススワップがかからない
- MT5が使える
- 米国株価指数のレバレッジが原則400倍固定
- 最大保有可能ポジション数が無制限
まとめ
今回は、MT5のEA自動売買「ミラグロマン」の運用の観点から、HFMとexnessを見てきました。
両社とも個人的には信頼している会社ですが、取引スペックには差があるため内容によって使い分けていくとが大事です。
今後は、「ゴールド⇒HFMのCENT口座」、「株価指数⇒EXNESSのスタンダード口座」で使い分けていくことにしますが、「EXNESSのスタンダード口座⇒株価指数」で、「HFM⇒ミラグロマンの運用はなし、HFコピートレードを運用」とします。
詳細はまとめ記事でご紹介しますのでチェックしてみてください。
HFMのアカウント・口座開設の完全画像解説記事はこちらから。