IEMONG

元銀行員。 FXで旅行してます。
デイトレード中心でたまにスキャルピング。
【好きなもの】→海・リゾート・東南アジア・沖縄・マグロ

【前編】ニコシア(レフコシア)散策。南キプロス|駐車場とイミグレーション

南キプロス-ニコシア-レフコシア弾丸トラベラー
このブログでは、記事内の一部に広告が含まれています。また、情報提供を目的としたものであり、特定の投資商品への勧誘及び海外FXの利用を推奨するものではありません。

キプロスの旅も残すところあと少し。

最終目的地の首都「ニコシア」にやってきました。

英語では「ニコシア」ですが、ギリシャ語では「レフコシア」、トルコ語では「レフコシャ」。

帰りのフライトが控えているため、ニコシアでの持ち時間は約2時間半でしたが、北キプロス・トルコ共和国への入国も果たすことができました。(※便宜上入国としていますが、現在世界で唯一分断された首都ニコシアの経緯については、こちらの「キプロスの概要」をご覧ください。)

【後編】はこちら。「ニコシア(レフコシャ)散策。北キプロス|ケバブを食べに行こう。

ニコシア-上空から

アテネに向かう途中、キプロス上空を通りかかったので撮影。

ニコシア城壁-上空から

ニコシアは壁に囲まれた都市。

ベネツィア統治時代に作られた、全長5kmほどもある壁。

上空からもくっきりとわかります。

ニコシア城壁-公園

実際に近くで見てみるとこのように。

周囲は公園として整備されているのでしょうか。

ニコシア城壁

一般に、この壁の中を「旧市街地」、壁の外を「新市街地」としているそうです。

ニコシアへのアクセス

キプロスの首都「ニコシア」へは、ラルナカから車で約50分、リマソルからは約1時間ほどで到着。

時間帯によっては渋滞もしそうなので、時間には余裕を持っておきたいところ。

駐車場

マップを見てみると、旧市街地でもいくつか駐車場がありそうです。

しかし旧市街地は狭そうで道も複雑そうであったため、規模が大きくて使いやすそうな場所を事前に調べていきました。

ガソリンスタンドが目印。旧市街地の散策にも十分便利な場所にあります。

駐車場の利用方法

ニコシア-駐車場出入口

上の写真のガソリンスタンドが目印です。

ガソリンスタンドの手前の小道を入っていきます。

ニコシア-駐車場侵入経路

本当に駐車場があるのか不安になりますが、この道を下っていきます。

ニコシア-駐車場

入口に到着。

広々としているので駐車も楽です。

ニコシア-駐車場-入場ゲート

駐車場の入口ゲート。

日本で駐車場に入るように、駐車券が出てくるので受け取るとゲートが開きます。(駐車券はあとで精算時に使う)

料金精算・出場

ニコシア-駐車場-精算機

駐車場の中に数か所、このような精算機が設置されています。

ニコシア-駐車場-料金

駐車時間に応じて精算しましょう。

駐車時間駐車料金
30分まで無料
30分から1時間まで1.5ユーロ
1時間から2時間まで2.5ユーロ
2時間から5時間まで3.0ユーロ
5時間から7時間まで4.0ユーロ
7時間から10時間まで5.0ユーロ

私は現金で支払いましたが、現在クレジットカードは使えないようです。(カードの挿入口がガムテープで塞がれているように見える…)

ニコシア-駐車場-支払

精算機に駐車券を入れ、表示された料金を支払い。

ニコシア-駐車場-精算

無事精算が終わると、精算済みの駐車券が出てくるので受け取ります。

ニコシア-駐車場-出口

駐車場から車で出るときに、この機械に精算済みの駐車券を入れるとゲートが開きます。

見てのとおり、日本でもよくあるシステムなのであまり戸惑うことはないと思います。

ニコシア(南キプロス側)旧市街地

車を無事駐車できたので、歩いて旧市街地を散策してみます。

ニコシア-旧市街地に入る

例によって、細かいことは何も調べずに来たので、とりあえず近くの通りを北に向かってみます。

ニコシア-旧市街地街並み

雑多な感じの街並み。

綺麗な街並みとは言えないし、夜は歩きたくない感じかもしれませんが、個人的には嫌いじゃない。

ニコシア-旧市街地-床屋

ローカル感ある床屋さん。

数日滞在できるなら、こういうところを利用してみるのも面白いかも。

ニコシア-旧市街地-街角

閑散とした街角。

天気もどんよりして物寂しい感じ。

ニコシア-旧市街地-オメリエモスク

何となくたどり着いたのは「オメリエモスク」。

南側でもモスクの利用者はそこそこ多いのか、ここがそういう地区なのかわかりませんが、それなりに利用されている方を見かけました。

ニコシア-旧市街地-オシャレな街並み

ここは晴れていたら写真映えしそう。

ニコシア-旧市街地-Panagia Faneromeni Church

ギリシャ正教の教会。

ニコシア-旧市街地-中心部

だんだん中心部に近づくにつれて、観光客など歩いている方々が増えてきました。

北キプロスへ!リドラス通りのイミグレーション

ニコシア旧市街地のメインストリート、多くの店が立ち並ぶ「リドラス通り」にやってきました。

ここから北キプロス・トルコ共和国へ入国(※便宜上…略)することにします。

リドラス通り

ニコシア-リドラス通り-城壁側

リドラス通りの壁側の端っこ。新市街地側には高層ビルが見えます。

ニコシア-リドラス通り-バーガーキング

見慣れたバーガーキング。

ニコシア-リドラス通り-ケンタッキー

ケンタッキーもどこにでもありますよね。

ニコシア-リドラス通り

天気が悪かったからか、人通りは少なめに感じました。

ニコシア-旧市街地-中心マップ

周辺マップを確認。

壁で囲まれていること、北キプロス側に何も記載がないことがわかります。

イミグレーションを通過

ニコシア-リドラス通り-イミグレーション付近

北側に近づくと、だんだん歩いている人が増えてきます。

ニコシア-リドラス通り-イミグレーション

正面に見えているのが、国連グリーンラインを挟み、北キプロスとの出入国を管理するイミグレーションオフィスです。

南北を行き来できる場所はいくつかありますが、徒歩のみで利用できるのは2か所、そのうちの一つで最も有名なのがこの場所です。

ニコシア-リドラス通り-イミグレーション-南側

南キプロス側のイミグレーション。

パスポートを渡すとすぐに処理をしてもらえます。

出国後に進むのは、国連管理の「グリーンライン」です。

どこの国にも属さない不思議なゾーンを数十メートル歩くと、今度は北キプロス側の入国審査があります。

ここの審査もすぐに終わり、あっけなく「北キプロス・トルコ共和国」に入国完了です。

ニコシア-リドラス通り-イミグレーション-北側

こちらは北キプロス側のイミグレーション。

ネット上を検索すると、過去には、パスポートに「北キプロス・トルコ共和国」のスタンプが押してあると、南キプロス(キプロス共和国)やギリシャへの入国が拒否されるなどという話があったようですが、2020年現在はスタンプなど押されないので心配いりません。

いよいよ北キプロスを散策、ケバブを食べに行こうと思います。

【後編】はこちら。「ニコシア(レフコシャ)散策。北キプロス|ケバブを食べに行こう。

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アテネ&キプロスFXの旅まとめ