アテネでの滞在は8時間。
しかもキプロスへのフライト時間を考慮すると、実質6時間で空港に戻ってこなければならないということに。
スーツケースを預け身軽になると、早速シンタグマ広場までのバス乗り場へ移動しました。
アテネの交通局は、空港発着のバスを4路線運行。
運賃は6ユーロとお手頃、24時間運行なのもありがたいですね。
運行本数が比較的多く、アテネの中心であるシンタグマ広場まで直行できるのはメリットで、鉄道よりも使い勝手は良いと思います。
空港のバス乗り場
アテネ国際空港に到着し、荷物を受け取ったら1階のコンコースに出てきます。
コンコースからは、最寄りの出口から外に出てみましょう。
下の画像の案内にあるように、「Public Buses」を目指して歩いて行きます。(出口を出たら右方向へ)
こんな感じの歩道が続きます。
バス乗り場に着きました。
空港に発着する路線のバス停が並んでいます。
例えば、ここだと『X96 ピレウス港』行きのバス停ですね。
どのバスに乗る?
私が乗ったのは、「X95 シンタグマ広場行き」のバスです。
バス乗り場には、バス発車案内モニターもあります。
発車時間の目安を確認することができます。
私が乗ったバスはこちら。『X95』と表示されています。
チケットを購入
アテネの交通について、このサイトが詳しかったです。ただしギリシャ語か英語。
バスも鉄道も共通で、現在は非接触式(タッチして乗車)の乗車券となっています。
チケットは、紙のチケット、記名式のカードタイプチケット、無記名式のカードタイプチケットがあるようですが、旅行者はあまり気にしなくていいんじゃないかな。
バス乗り場に、このようなチケット売り場があります。
旅行者はここで必要なチケットを購入すればいいでしょう。
私はここで「シンタグマに行きたい」と言って、6ユーロで紙のチケットをもらいました。
目的地や使用頻度、滞在日数でお得なチケットもあるようです。
紙のチケットですが、中がうっすらと透けて見えるように、チップが入っています。
この紙のチケットにTOP UP(チャージ)もできます。
また、乗車の時は、このチケットを端末にタッチします。
乗車方法
バスに乗ったところ。
出入り口付近には、下の写真のように端末が設置されています。
以前は紙の切符を刻印機に通す方法だったみたいですが、現在は非接触式のチケットに変更。
乗車の時は、この端末にチケットをタッチしておきます。
帰路ですが、シンタグマ広場からバスに乗車した際、係の方にチケットの確認をされました。
乗車したら忘れずタッチしておくようにしましょう。
シンタグマ広場のバス乗場と乗車時間
無事シンタグマ広場に到着しました。
13:07に空港から乗って、13:10に到着。
到着場所は地図のとおり。
帰りの乗車場所も同じで、チケット売り場もあります。
帰りは16:56に発車、17:57に空港に到着。
行き帰りとも、1時間と少しはかかると見ておけばいいかな。中心地は交通量も多いので、渋滞を考慮して早めに行動すべきだと思います。
実際に乗ってみて気づいたこと。
普通の路線バスなので、日本の高速バスみたいな車体ではありません。
- 路線バスなのでいくつかバス停にも止まります。
- シートは硬く、板に布を張っている感じ。
- 荷物は車内に持ち込むので、大きな荷物が有れば少し苦労するかも。
バスを使うのに全然難しくないし、油断してはいけないけど、危ない感じもない。
外の景色を眺めながら移動できるし、次に来た時にも使うのはアリだなと思いました。