IEMONG

元銀行員。 FXで旅行してます。
デイトレード中心でたまにスキャルピング。
【好きなもの】→海・リゾート・東南アジア・沖縄・マグロ

ハワイ島でレンタカーを片道乗り捨て利用する【コナ空港からヒロ空港】

car rental hawaii eyecatch弾丸トラベラー
このブログでは、記事内の一部に広告が含まれています。また、日本国内居住者を対象として、海外FXや特定の投資商品への勧誘や推奨を行うものではありません。

ハワイ島には初めて行ったのですが、移動にはレンタカーを選びました。

コナ空港でレンタカーを借りて、ヒロ空港で返却。いわゆる片道乗り捨てです。(1WAYレンタル)

日本のレンタカーと同じく車を借りて返すだけですが、海外では勝手がわかりませんし何となく不安ですよね?

実際にやってみると特に難しいことでもありませんが、ハワイ島でのレンタカー片道乗り捨ての参考になればと流れをまとめてみました。

1WAY(片道)乗り捨てにした理由

ハワイ島には3泊しました。

成田からコナまではJALの直行便で入り、帰りはホノルルを経由したんですが、直前でしたし3泊しか取れなかったんですよね。(いつも通りの弾丸…)

コナ空港でレンタルしてコナ空港で返却すれば、乗り捨て料金もかからないし車も借りやすいと思いますが、時間がもったいない!

『BIG ISLAND』ことハワイ島は広いので、適当に観光しながら移動していたらすぐに1日が終わってしまいます。

実際、コナを朝に出てサウスポイント・プナルウ黒砂海岸・キラウエア火山を早足で巡っていても、ヒロの街には夕方遅くに到着しました。

時間がない中で同じ空港に戻るのは無駄と判断して片道利用にしましたが、結果として良かったと思います。

出発前に準備しておくこと

ハワイ島でレンタカーを借りることが決まれば出発前に準備はしておきましょう。

ちなみにナビ(GPS)は不要と思います。スマホのGooglemapにオフライン地図をダウンロードしておけばナビ代わりになりますし十分です。

準備しておくこと(もの)
  • 事前にネット予約
  • 日本の運転免許証
  • 国際運転免許証
  • クレジットカード

事前にネット予約

レンタカーは必ずしも当日貸出可能な車があるわけではない(無いと思っておいた方が良い)ため、事前にネット予約をしておくと安心です。

特に「片道乗り捨て」に全てのレンタカー会社が対応しているわけでもないですし、貸出可能な車も限られるはずです。

私は「EasyRentCars」で予約をしました。初回登録キャンペーンで安かったですし、アプリ限定のクーポンもありました。

予約後の各種案内・無料キャンセル期間の提示もわかりやすく丁寧、ホームページのQ&Aも当然日本語なので初めての海外レンタカーでも戸惑うことはないと思います。

国内・国際運転免許証

国際運転免許証(国外運転免許証)については、調べてみるとどうやらハワイでは無くてもレンタルできるみたいですね。(自己責任でお願いします。)

私は元々持っていたこともあり持参しましたが、レンタカーのカウンターで日本の免許証と合わせて提示しました。

何かあった際に困る可能性がありますし、無いよりはあった方が良いでしょう。

取得される方は、お住まいの都道府県の免許センターなどで簡単に取得できますので調べてみてください。

クレジットカード

クレジットカードも必須でしょう。予約サイトで予約をしていても、レンタカーのカウンターで提示する必要があります。

何かあった際のデポジットがかかったりしますが、何も無ければ返却されます。

この際、新しくクレジットカードの作成を検討されるのであれば、海外旅行保険が充実したカードにするのも悪くありません。

昨今は、無料クレジットカードで海外旅行保険が自動付帯のものは非常に少なくなっているので、年会費を払っても持つべきカードなのかは自分のライフスタイルに合わせて良く考えた方がいいでしょう。

コナ空港でレンタカーを借りる

私はエリソン・オニヅカ・コナ空港(コナ空港)へは、日本航空の成田からの直行便を利用しました。

国際線なので、「入国審査」、「手荷物受取」をしてからレンタカーを借りに行く段取りになります。

一方で、ホノルル やアメリカの他都市からハワイ島入りした場合は、入国審査がありませんし到着ターミナル(建物)も異なります。と言っても、小さな空港なので移動ルートに大した違いはないでしょう。

コナ空港へ到着から手荷物受取まで

コナ空港にはボーディングブリッジがありません。そのため、搭乗客は飛行機の到着後、接続されたタラップから降機し、歩いて移動します。

kona airport arrival JAL

空港ターミナルとは別に国際線用の到着施設があり、ここで入国審査と手荷物受取を行います。

kona airport arrival terminal

到着後は皆同じ方向に移動しますし、建物内部もシンプルなので、まず迷うことはないと思います。

手荷物の受け取り後に建物を出たところです。送迎の待合や、JTB・HISなどの小さなツアーカウンターがありました。

kona airport arrival terminal2

建物内にもトイレはありますが、建物を出てすぐ左側にもトイレが設置されています。

kona airport arrival terminal restroom

レンタカーのシャトルバス乗り場へ移動する

無事に入国後は、レンタカー営業所までのシャトルバス乗り場に移動します。

レンタカー各社とも、空港ターミナルからは少し離れた場所に営業所があるのでシャトルバスで移動しましょう。

営業所へは歩いても行けるかもしれませんが、各社は飛行機の発着に合わせて営業所への送迎・空港への送迎を行っているようなので、シャトルバスを利用すれば良いと思います。

kona airport map

上の図をご覧いただき、矢印の通り進んでいくと、案内表示が立っています。

kona airport rout car rental1

適度な間隔で案内表示があるため迷うことはないでしょう。

kona airport rout car rental2
kona airport rout car rental3
kona airport rout car rental4

ターミナル1付近にやってきました。

下の画像のように青色の「Arrivals」の標識付近に横断歩道があるのでそれを渡ります。

kona airport rout car rental5
kona airport rout car rental6

バス乗り場のような屋根付きのスペースがありますのでここでシャトルバスを待ちます。

乗降場所のどのあたりで待てばいいのか不安になりますが、シャトルバスは国際線の到着口側・国内線ターミナル側などに順次止まるので、もっと向こう側で待っていても大丈夫みたいです。

kona airport rout car rental7

念のため、ご利用のレンタカー会社のバスが来れば駆け寄ってみましょう。

kona airport alamo bus1

私が利用したのはAlamoレンタカーでしたが、シャトルバスの中はこんな感じ。

kona airport alamo bus2

荷物置き場も完備されていました。

kona airport alamo bus3

バスに乗るとレンタカーの営業所まではすぐに到着します。

レンタカーの貸し出し手続き

私が利用したAlamoレンタカーですが、貸出手続きはレンタカー会社によって違うかもしれません。

到着してシャトルバスから下車すると、営業所内の貸出カウンターで手続きを行います。念のため予約サイトで印刷していたバウチャーと、日本の運転免許証・国際運転免許証・クレジットカードを提示すると手続きを進めてもらえました。

保険の追加を勧められましたが、「EasyRentCars」でネット予約時に保険加入していましたのでお断りしました。

さらに、ガソリンの前払い・自分で給油して返却をどうするかと言われましたが、「自分で給油する」と言って終了。

その後、特に強引に勧められることも無かったです。


カウンターでの手続きが終わると、外に出てスタッフに声をかけるように言われます。

外にいたスタッフに声をかけると、「駐車してある車から好きなものを選んでくれ」とのこと。

少し戸惑いましたが、Compactクラスの車を予約していたので適当に選びました。ドアロックはされておらず、キーはバイザーに。(車は「Compact」・「SUV」などカテゴリ別に駐車されています。)

あとは車のキズなどの状態チェックを行います。日本のようにスタッフと一緒にチェックするということはありません。

特に大きな傷も無かったので申告はしませんでしたが、念のため全体を写真に撮っておきました。


チェック後は荷物を車に積み込み出発するのですが、出口にはゲートバーがあります。そのすぐ横にはスタッフが待機しており、貸出手続きの際にもらった用紙を渡すと、内容と車のチェックをしてもらえます。

最後にフロントガラスに貼ってあるバーコードをスタッフが機械で読み取り、ゲートバーを上げてもらうと完了です。

ハワイ島での給油

約3日間で300マイルほど走り、給油はレンタカー返却時の1回だけでした。コンパクトカーで燃費が良かったのだと思います。

給油の時に気づいたことのまとめです。

給油は早めにすると安心

まず、ハワイ島は広いです。そして、ガソリンスタンドは多いとは言えません。

市街地以外ではほとんど見当たらず、数十マイルもの間スタンドが存在しないというのもざら。

そのような場所に行くのであれば、市街地で給油をしてから行く方がいいです。(精神衛生上も)

給油は拠点にする街で

ハワイ島で大きな街は、東側のヒロと西側のコナです。

どちらの街でもガソリンスタンドは多く見かけられましたので探すのに困らないかと思います。(どちらかというと、ヒロの街の方が少し安かったような…)

給油方法は基本セルフ

ハワイ島での給油は基本的に日本でもお馴染みのセルフ方式です。自分でノズルを手に取って給油口に入れるというのは全く同じなんですが、支払い方法は少し注意が必要です。

給油機械にはクレジットカードを通すことができるようになっているのですが、日本で発行されたカードはほとんどの場合利用できないようです。

カードを5枚くらい試してみてもダメで、念のため別のスタンドでも試してみましたが同様でした。(Texaco・76)

初めからスタンドに併設された店内に出向き、クレジットカードを渡してから給油機械の番号(書いてあります)と給油したい金額を伝えると、給油ができるように設定してもらえます。

満タンにしたい場合は多めに伝えておくと、余った分は返金されます

ガソリンの種類

日本では、ガソリンはオクタン価の違いによって「レギュラー」・「ハイオク」の2種類に分かれているのが一般的です。

ハワイでは「レギュラー」・「プラス」・「プレミアム」など3種類に分かれています。

gas station

一般的な車であれば「レギュラー」で大丈夫でしょうが、プレミアムカーなどは給油の指定がある場合があるので確認をしておきましょう。

「Bio Diesel」なんかもありますが、軽油なのでガソリン車には給油できません。

今更のことですが、ガソリン車に軽油を入れてしまうと最悪の場合エンジンが壊れてしまうので注意しましょう。

ヒロ空港でレンタカーを返却

いよいよヒロ空港でレンタカーを返却します。

朝7時半の飛行機でホノルルに向かう予定だったため、早朝でもレンタカーカウンターに人がいるのかが心配でしたが、結論から言うと各社ともスタッフは待機していました。

ヒロ空港のレンタカー返却場所

itoAirportOverview map

ヒロ空港でレンタカーを返却する場合、上の図のルートを通ってくることになると思います。

外周道路を回りターミナル正面の道路に入ると、向かって左側に「Rental Car Return/Next Left」という青い標識が現れます。

その標識を過ぎてすぐにレンタカー駐車エリアへの入り口がありますので、そこから入っていきます。

返却方法

レンタカーの駐車場所に入ったら、自分がレンタルした会社の返却場所を探すのですが、駐車区画ごとにレンタカー会社別で貸し出し用・返却用に分けられています。

hilo ito Airport car rental1

駐車区画の前にプレートが立っているので注意して探して駐車します。

駐車後は荷物を取り出し、自分が借りたレンタカー会社のカウンターに行き、貸し出しの際に受け取った用紙とキーを渡して完了です。

hilo ito Airport car rental2

返却の際、特に車のチェックはありませんでした。(何かあれば後日クレジットカードに請求が来ると思いますが、今のところはありません。)

まとめ

今回、弾丸トラベルで時間が無いという理由で片道乗り捨てレンタカーを利用。

初めてであれば絶対に外せない「キラウェア火山」や「マウナケア」を中心にハワイ島の中部・南部のみを巡りました。

ツアーを利用するよりも効率的に自分が見たいところを自由に回ってみることができたので良かったとは思うのですが、それでも3日間では全然回りきることができていません。(レンタカーで刊行したのは実質2日間)

北部なんて全く行けてませんし、それぞれの観光地での滞在時間もそんなに無かったですからね。

『BIG ISLAND』恐るべし…