こんにちは。IEMONGです。
以前、ナスダックをはじめとした米国株投資を目的に、自動売買インデックス投資用EA「D4C」を作りました。
欲張らなければ、長期的には勝てる可能性は高いと信じていますが、実運用ではオミクロン株ショックなどで乱高下していますね(笑)
攻撃力が高いEAなので上昇相場では凄まじい成績を叩き出すものの、インデックス投資なので当たり前ですが、下落相場には弱いです。
そこで考えたんですよ、リスク分散のために全世界株式でトレードするEAがあればいいんじゃないかって…。

いや、そんな投資信託あるよね?
確かに全世界株式を対象にした投資信託はたくさんあって、低リスクで資産を増やせる(可能性がある)ためとても人気です。
でもここに来られたあなたは、コツコツ資産を増やすって、それだけじゃあ満足できませんよね?
期待値が高いインデックスを対象に投資がしたい、でもコツコツ増やすだけでなくもっと効率的に稼ぎたい!
そんな方のために作ったEA、もちろん無料です。
この記事は、FXや自動売買について最低限の知識がある方向けの記事ですが、初めての方はEA運用について解説した記事を読んでいただけると役に立ちます。
EAの実績-バックテスト結果
いきなりですが、このEAは全世界の株価インデックスを対象にトレードするように作ってみました。
名前は、全世界対象・・・「全世界」、「THE WORLD」ッ・・・‼(時は止められません)
XMでは現物と先物合わせて14種類の株価インデックスが揃っています。
現物と先物の両方があるもの(例えばUS100cashとUS100先物)もありますが、軽くバックテストをした限りだと、先物を対象にトレードした方がいい成績になる傾向があるようです。
海外FXにおける「現物」と「先物」の違いは、簡単に言うと「現物」は取引コスト(スプレッド)は低いけど日々マイナススワップ(利子みたいなもの)がかかる、「先物」は取引コストは少し高いけどマイナススワップはかからないという点。
ただ、例によって株価インデックスは過去データが不十分でバックテストの精度が超イマイチです。
そこで、まだマシだった現物インデックスの過去データを使ってバックテストを行ったので、その結果一覧を掲載しておきます。
めんどくさいどうせデータは不十分なのでバックテストの画像は載せませんので、気になる方は自分でやってみてください・・・。
あと、バックテスト期間は2019年からで、100万円スタート、複利リスク設定は「100」に設定しています。
2019年以降しか結果が良くなかったから載せてないんじゃあないですよ?
2018年以前は現物インデックスでも極端にバックテストデータ精度が下がるからです。本当ですよ?

なんか「IT40」が異常値を叩き出していますが、たまたま相場がマッチしたのでしょう。
マイナスになっている銘柄もありますが、全世界分散の趣旨からそのままにしています。
平均すると、各銘柄それぞれ年間100回くらいトレードする感じで、上がったり下がったりしながら利益を増やしていきます。

「QUANT ANALYZER」というEAバックテスト結果を確認できるサービスで各結果を合算したのが上の画像です。
システムの都合でドル表記になっていますが、円に直して見てくださいね。
詳細を確認したい方は、作成したレポート(PDF)を置いておきますので確認してみてください。
EA「THE WORLD」のリアル口座運用実績
2022年1月から、XMスタンダード口座でリアル運用を開始(15万円スタート)しました。
基本的には完全放置で、とりあえず14銘柄運用です。

EA「THE WORLD」の詳細
「THE WORLD」は、全世界の株式インデックス(現物&先物)を対象にトレードするEAです。
XMでは、2021年12月現在で、現物と先物合わせて合計23種類ですね。
現物と先物の両方がある銘柄では、先物でトレードした方が成績が良くなる可能性が高そうなので、それを加味すると全体では14種類でトレードすることを想定しています。
セットするチャートは1時間足を採用、複数のロジックで買い(ロング)のみエントリーし、一応、利確&損切りはPIPS設定もしてありますが、テクニカルロジックでクローズします。
長期トレードのリスクを減らすため比較的短期間で決済しますし、基本的に各銘柄で1ポジションです。
もちろんナンピンマーチンはありませんし、自動複利運用機能搭載。
多くの株価インデックスに対し、同じロジックでトレードします。
つまり過剰最適化(カーブフィッティング)はあり得ません。
- インデックス連動を目指す
- 全世界株式に分散投資
- 全てロング(買い)でエントリー
- 複数ロジックでエントリー
- テクニカルで決済(一応損切設定もあり)
- 1ポジション、ナンピンマーチンなし
- 自動複利運用あり
- 過剰最適化なし
EA「THE WORLD」の弱点・デメリット
このEAの弱点は、「D4C」がそうだったように、下落相場では損失が出てしまうことです。
インデックス連動を目指すので仕方ないと諦めるしかありません(笑)
「レバレッジをかけて効率的に稼ぎたいけどできるだけドローダウンは避けたい」っていう欲張りな目的に対して、このEAでは長期保有によるリスクを減らすために多くのポジションが短期保有、また多くのインデックス銘柄に分散投資をします。
また、もちろんテクニカルでの損切りはありますし、EAの設定で低リスク運用をすれば破綻の可能性は小さくなります。
「基本的に株価は上がるもの」という原則を信じて、リスクを上げすぎずに置いておけばコツコツ利益を積み重ねていける可能性はあるんじゃあないかと思います。
vs 全世界株式投資信託
全世界の株式を投資対象にしていますので、一応、投資信託との比較もしておきましょう。
下のグラフは、EA「THE WORLD」の残高推移と「全世界株式対象の某投資信託」の基準価額推移を比較したものです。
両方とも初期資金100万円からスタートしています。

この期間では、極端に良い成績だったIT40を含むとはいえ、「THE WORLD」の成績が投資信託を圧倒しています。
2020年のコロナショックの際も、「THE WORLD」のドローダウンは投資信託と同程度、残高に対する割合では投資信託よりも抑えられています。
デイトレードEA「THE WORLD」
EA「THE WORLD」は、「D4C」と同様にインデックス連動を目指すEAですが、主な違いをまとめておくと以下のとおり。
THE WORLD | D4C | |
---|---|---|
投資対象インデックス | 全世界(14銘柄) | 米国(3銘柄)+日本(1銘柄) |
トレード頻度 | 短期~中期 | 中期~長期 |
過剰最適化を避ける | 複数銘柄同一ロジック | シンプルロジック |
ともに株式相場の原理・原則を信じてコツコツ買いでエントリーするEAですが、少しコンセプトが違うので両方とも使ってみるのはアリです。(別々の口座でね)
リスク管理をしっかりしていれば、長期的には右肩上がりになる可能性は高いのではないかと思います。
【かんたん】無料でEA「THE WORLD」を始める手順
このインデックス連動複利EA「THE WORLD」を希望される方にはお送りしようと思いますが、ここまでの内容を理解できた方限定でお願いします。
また、事前予告なしに内容変更や配布を終了するかもしれませんのでご了承ください。
また、当然無料で提供いたしますが、指定リンクから「XM」の新規口座開設をされた方のみでお願いします。(※既に口座をお持ちの方は追加口座の作成でも可)
EA「THE WORLD」申し込みまでの手順をお伝えしますね。
大変そうに見えるかもしれませんが、実際にやってみるとかんたんなので大丈夫。
海外FXの入金方法やVPSについて「もう知ってるから大丈夫」という方は、指定リンクから「XM」で口座を新規開設したら、この記事下のEA申込フォームへどうぞ。
- 「XM」で口座開設
- bitwalletの口座開設
- bitwalletから「XM」に資金移動(入金)
- VPSを契約
- VPS内でMT5をインストール
- このページからEA「THE WORLD」を申し込む
- 送られてきたEA「THE WORLD」をVPS内のMT5にセットする
とりあえず、パソコンだけお持ちでしたら始めることは可能です。
以下の流れに沿って手続きを進めてください。
①「XM」で口座を開設する
まずこのEA「THE WORLD」は、「XMの“MT5“Standard口座」専用です。
指定した方法で「XMの”MT5″Standard口座」を開設後、その口座専用のEA認証キーをお知らせします。
口座の種類がよくわからなければ、レバレッジ888倍(CFDは最大100倍・JP225は最大200倍になります)、口座の基準通貨は「JPY日本円」でいいでしょう。
ボーナスは「あり」にしておけばいいと思います。
口座開設はこちらのボタンからお願いします。(他のリンクからの口座開設は対象外です)
XMの口座開設方法は「【XM口座開設】慎重派のための5つの手順【スマホ・PC】」の記事を参考にしてください。
追加口座の開設は「【運用例あり】XMの追加口座・複数口座運用の6つの基本知識と4つの注意点」の記事にあります。
②bitwalletで口座を開設する
※すでに開設している方や入金方法がよくわかっている方はスルーしてOKです。
「XM」で口座開設をしたら、口座へ入金をしなければなりませんが、主な入金方法は以下の通り。
クレジットカードとbitwallet、Pay-easyペイジー支払いなどがあります。(正確に言うと他のオンラインペイメントサービスもありますがマイナーなので…)
海外FXでの入金は、あらかじめ出金をセットで考えておく必要があります。
というのも、クレジットカードから入金した場合に利益を得ても、入金した金額までしかクレジットカードで出金できない(ショッピング枠のキャンセル)からです。
マネーロンダリング防止のための措置ですが、よくわからなければとりあえずbitwalletで口座開設しておけばOKです。
bitwalletとは、オンラインウォレット・ペイメントサービスで、海外FXをはじめ、オンラインサービスなどでよく使われています。
ここでも本人確認書類等をアップロードする必要があって少々面倒ですが、いったん口座作成してしまうとあとは楽です。
とても便利なサービスなので作っておいて損はありません。
③bitwalletの口座へ入金する
「XM」の口座へ資金を移動する前に、まずはbitwalletの口座へ資金を入金します。
bitwalletへの入金方法は主に2通りあって、クレジットカードからの入金と国内銀行送金です。
クレジットカードからの入金はクレジットカード枠の現金化等を防止するため厳格になっており、あらかじめカードの登録を申請して認められた金額範囲内でしか対応していません。
一方で、国内銀行送金では、bitwalletの国内銀行指定口座(2021年10月現在はみずほ銀行)に振込をするだけです。
振込手数料は負担する必要がありますが、クレジットカードでの入金よりも簡単だと思います。
④bitwalletから「XM」の口座へ資金移動(入金)する
bitwalletの口座への資金反映が終われば「XM」へログインし、マイページから入金方法として「bitwallet」を選択します。
XMにログインしてから資金移動することで、手数料はXM側で負担してもらうことができます。
⑤VPSを契約・準備する
※すでにご使用中のVPSがあればスルーしてOKです。
ここまできたらあと少しです。
次にMT5を常時稼働しておくための「VPS(仮想サーバ)」を契約します。
EAにトレードさせ続けるためには、常にMT5を立ち上げておく必要があります。
極端な話、自宅PCを起動したままにしておけば同じことですが、絶対におすすめしません。
PCは痛むし電気代はかかる、何より事故が起こる可能性があって危険です。
必要経費と割り切ってVPSを契約するべきです。
VPSの契約からEA稼働までの手順は下記の記事にまとめていますので、参考に進めていってください。
「FX自動売買を3時間で始める|VPSの導入からEAセットまで」
お疲れさまでした。
ここまでの手順が終わりましたら、下記の申込フォームから送信をお願いします。
指定リンクからのMT5口座開設を確認次第、その口座番号専用のEA暗証キーと簡単な説明をお送りします。(口座開設の確認に数日かかることもあります)↓